28日土曜日のH2Aロケット16号機の打ち上げに合わせて、すぎっこでは「種子島ロケット遠足」を企画し、その段取りに追われてました(*_*)。昨年2月の14号機に続き、すぎっことしては通算6回目の種子島ロケット渡航です。
企画当初は「参加は20名ぐらいかな…?。」と軽く考えていたのですが、参加者募集告知したところ、なんと児童・保護者・幼児・指導員を合わせて48名もの団体になってしまいました。
これまでは思いつきに近い形でフェリーを利用してすぎっこ送迎車で種子島に渡っていましたが、この人数ではそういうわけにいかず、加えて打ち上げ時刻の関係でフェリーが利用できないため、色々段取りに手間取ってしまったわけです。
出発直前になった木曜日以降、宮浦小ではインフルエンザが流行しだし、発熱する子が続出…残念ながら直前で不参加となった子も多数でしたが、それでも児童34名・保護者3名・指導員3名の総勢40名の大団体となりました。
種子島での移動は、なんと豪華に貸切チャーターバスです。ちゃんとバスに「すぎっこクラブ」とネームが入っていて笑っちゃいました(^-^)。トッピーから下りてすぐに乗車、約1時間で見学場所の長谷展望公園へ到着しました。
日本の科学技術の粋を集めて繰り広げられるスペクタルに、子どもたちの目も釘付け・圧倒された様子で空を見上げていました。
お昼ごはんは事前にメニューで選んで発注していたホカホカ弁当です。これも屋久島にはないので、子どもたちとっても楽しみにしていました。ほりも約1年半ぶりにホカ弁を食べれて、泣きそうになりました(ToT)。ホカ弁っておいしいです。
そんな盛りだくさんの一日でしたが、子どもたちは最後まで疲れも見せず、トッピーや送迎車内でもわいわい騒いでいました。
でも、すぎっこに帰り着きお迎えのお父さん・お母さんが来ると、さすがにほっとした表情を見せて、うれしそうに帰っていきました。
さて、先日の事業仕分けでは、科学技術予算が大きく削られる結果となりました。すでにノーベル賞受賞者始め、日本の頭脳と呼ばれる人々がこのような結果に危惧を表明していますが、ほりもまったく同感です。
例えば、同じ事業仕分けの中で、子ども達に絵本を読み聞かせる事業については「子ども達に夢を与える良い事業」として、満額の予算が認められました。しかし、果たして絵本だけが子どもに夢を与える手段なのでしょうか?。スーパーコンピューターや宇宙開発は、商業活動だけのための、夢のない行為なのでしょうか?。
これは、まさに「文系に偏った発想」だと思うのです。
ほりは昔から宇宙や星がとても好きでした。そして、いつも図鑑を眺めては、月にまで到達した人類の道のりと、他の惑星にまで行って写真を送ってくる探査機のテクノロジーへのすばらしさに、心震わせていました。
素晴らしい科学の成果は、子ども達に感動を与えるのに十分です。まさに「センス・オブ・ワンダー」の世界なのです。
ロケットの打ち上げ見学は、理屈ではなく体験です。今までそこにあったものが、閃光と轟音と共に宇宙にまで達してしまう…そんな非日常な出来事を通して、それを実現している科学の素晴らしさ・宇宙への興味を子ども達も抱いてくれると信じて、ほりはロケット打ち上げ見学を企画しています。
打ち上げを見た子どもたちが、全員宇宙やロケットが好きになるとは思いませんが、少なくとも経験として心に残ってくれることを望みます。
そんな思いと願いを込めて、すぎっこはこれからもできる限り目の前で宇宙開発の成果を体験することができる、種子島ロケット遠足を続けようと思います。
「スーパーコンピューターは2位を目指せばいい」とか「ロケットはアメリカのを買えばいい」とか言う、偏狭な大人にならないように…。

